◆命題:恒常的な情熱に気づかせる方策
選手がどうしてもついていきたいと思うほどの魅力を持つ皆さんですけど、
失礼ながらこの方策を不得手と勘違いされているように感じます。
そもそもブレないひとって、なぜブレないのでしょう?
まず、ブレないひとをもう少し具体的に思い浮かべてみましょうか。
たとえばテロリスト。
もちろん彼らを肯定するわけではないですが、
自爆してまで目的を果たそうとする彼らは、ブレない代表例といえるでしょう。
なぜ彼らはブレないのでしょう?
詳細は省きますが、ご存じのとおり、「自爆は殉教」だからです。
またオ〇〇真理教だけでなく、
キリスト教の聖書においても、神が攻撃を命じ、
それに従って民が殺人を犯したとの記載があります。
はい、神の命令であれば、人間は殺人すら犯してきたのです。
他にも数多くの例がありますが、
信念は宗教によって形成されていることが多いです。
信念、それは言い換えれば、恒常的な情熱でしょう。
しかしショーコーとサイババアと塩ジィ以外の人間は、神ではありませんので、
宗教的レベルでの情熱を持たせることは、一般的にはできません。
でも宗教をみつけてあげることは可能だと、私は考えています。
ここで述べている宗教とは、なにも三大宗教などである必要はまったくありません。
先日も散りばめましたけど、
「バドミントンによって生かされている。バドミントンに恩返ししたい」は、
バドミントン教と言ってもいいと思います。
「気づかされた」とおっしゃっている方がいることからもわかるとおり、
宗教をみつけてあげることは可能だろうと、私は考えています。
さて、宗教をみつけてあげるには、どうしたらよいのでしょう?
先日も書きましたけど、まずその選手のことを、その選手以上に知ることでしょう。
なぜならば、その選手自身、まだ気づいていないのですから。
でも誰よりも知ろうとしようとすること自体は、上で述べたように、
すでに皆さんはやっていることです。
だから彼らはついてきているのですもんね。
たくさん話したり、笑ったり泣いたり、たくさんの時間を一緒に過ごして、
すでに彼ら以上に彼らを知っていることでしょう。
次のステップは、これも先日書きましたけど、言葉にすることです。
漠然と「やりたい」だけでは、気分で変わるものと同様であり、宗教と言えません。
なぜやりたいのかを脳に認識させるために、言葉にする必要があると思うのです。
言葉にしておけば、人間はいつでも思い出せますから。
たとえば、
「いつもそばにいてくれた両親の笑顔がみたい」なのかも知れないし、
「好きなひとに涙が出るほど喜んでもらいたい」なのかも知れないし、
もしかしたら、「いつも自分の味方でいてくれる、
この先生(つまり皆さん)をガッカリさせたくない」、なのかも知れない。
・・・だから、前回の命題ともつながっています。
また私のように、
「人間の総合力を競う生業だと悟り、
これを通じて自己成長(つまり死ぬ瞬間の満足)へつなげたい」
なのかも知れない。
その選手の奥底でまだ表に出てきていない宗教(恒常的な情熱の源)を見つけだし、
言葉にして伝え、さらにはその選手の宗教として本当に根付いているのかを洞察する・・・。
それはとてつもなく大きなエネルギーが必要な所業です。
でもそれを持っている、皆さんだからできる所業でもある。
不得手は勘違いだと冒頭で述べたのはそのためです。
これがこの命題に対する、私の意見です。